生産性を高めるためのけんあか(株)アプローチ その1

けんあか(株)では、生産性を高めるために、例えば、このようなことを考えたりします。

生産性とは「アウトプット/インプット」で表すことができます。どれだけの労力や費用をかけて、どれだけの成果があがったか、ということです。つまり、着目すべきは、アウトプットの増大インプットの軽減です。そして、そのときに一番考えたいのが「両方が同時に、しかも、大きく得られる方法はないか?」です。例えば「集中すること」で効率が上昇して、アウトプットが高まる可能性がありますので、このコラムでは、集中について検討してみます。

生産性とは集中することだと仮定する

さて、みなさんは、集中して業務に取り組んでいますか?どんな状況であれば集中しているといえるのでしょうか?

例えば、一つの仕事に集中するとき、他の仕事は一切しないということがあると思います。「集中したいから話しかけないで」「ちょっと考え事をしないといけないので、電話は取り次がないで」というようなことをしたりしませんか?もちろん、立場上、難しい状況もあるかもしれません。でも、理由があれば「申し訳ないのですが、大事な仕事なので、集中させていただいてよいでしょうか」と同僚や上司に申し出をすることがお互いのメリットであると理解されれば、協力してくれるかもしれません。

逆に言えば、みなさんは、業務時間中ずっと集中しているのでしょうか?デスクに座っている間のうち、本当に集中している時間はどれくらいかわかっていますか?それを計測してみるのも面白いかもしれません。もしも、集中していない時間があったり、また、集中力をさらに上昇させる方法があるとすれば、試してみたくないでしょうか?

集中力に限界があるならば、限界を活用する

もちろん確認してみないとわかりませんが、多分、集中していない時間がそれなりにあります。そもそも人間が何時間も集中していられるということが非常に考えにくいのです。

東京大学薬学部の池谷教授のこちらの研究結果では、40分を過ぎると集中力が急激に落ちる、ということが示唆されています。しかも、一気に60分やるよりも15分を3回やった方が成果があったという結果も出ています。これは学生の英語学習を用いていますが、ビジネスにも活用できる可能性があります。もし、集中してやらなければいけない業務があったとしても、15分ごとに休憩をして、繰り返す方が集中力が高まり、アウトプットが高まる可能性があるのです。

実際に運用するには、どうしたらいいか

そして、ここからがビジネスでは一番大事なところかもしれません。それは「15分ごとに休憩する」という行動を取り入れると決めた場合、「具体的にどうすればいいか?」です。みなさんなら、どうしますか?

けんあか(株)では行動を変えるため3つのアプローチをまず考えます。「知識」「〇〇」「XX」といった視点を考えるのです。

3つのうちの一つは「知識」です。けんあか(株)は「健康に正しい知識を活用する」ことに執念を燃やしています。まずは、間違った知識ではなく正しい知識に基づいて、自身の健康を管理することで生産性が上がるという信念のもとにアプローチを開始します。

知識とは、社内セミナーや能力開発でも行われる「社員教育」です。この場合ですと「60分続けて仕事をするよりも、15分を3回に分けた方が業務効率がいいですよ」と新事実をお伝えするわけです。今まで知らなかったことを知ることで、役に立つことであれば、行動に結びつくかもしれません。

教育だけで行動は変わるのか?

社員教育というのは実施されている企業も多いと思います。教育する側は実施しやすく、また、行動が変わらなかったとすれば、それは受講した本人の意識に問題ありということも言えるため、行動を変えたい側とすれば、教育を実施するのはハードルが高くありません。しかしながら、教育をしただけで実際に行動が変わるのでしょうか?そこまで考えた上で教育をしているのでしょうか?実際には、内容によるかもしれませんが、教育をしただけで行動が変わるのであれば、それほど楽なことはありません。例えば、「15分ごとに休憩すると集中力が回復しますよ」と教育しただけで、全員が15分ごとに休憩をするとは思えません。それが例え、連続で60分やるよりも生産性がアップするとしてもです。ここには容易に想定される障害があります。例えば「キリがいいところまでやろうとしたら、すぐに15分なんて過ぎてしまう」「15分ごとに休憩って、何すればいいの?」などなど。実際には、教育したとしても、なかなか行動は変わらなかったりします。そのうち「あれって、やっぱり私には効果なかったみたい」などということまで言い出しかねません。それほど、行動を変えるということは、簡単ではないのです。

ですので、けんあか(株)では、この行動を導入し、定着するために、その他のアプローチを検討して実行する支援を行います。具体的には、その他のアプローチを用いたり、組み合わせたりします。

具体的もっと御知りになりたい企業様には「けんあか(株)導入検討のための面談」を希望していただければ、できる限りの対応をさせていただきます。お問い合わせフォームから、お問い合わせください。