Appleの見る健康な未来

今日は、2018年の新iPhoneの発売日ですね。

そして、同時に発売されたのがApple Watch Series 4です。今日は、このApple Watchのことを書きたいと思います。色々なところで書かれていますので目にしたことがあるかと思いますが、このwatchに私は注目していて、iPhoneは後回しにしてこちらを先に予約してしまったほどです。

iPhoneとの連携で、音楽操作や通話が腕でできるということや、Apple Payを使ってJRの改札を通れるというのはとても便利ですね。私は今はApple Watchを持っていませんので、手に入れやすいスマートウォッチを買って使う練習をしているほどです。最近は腕時計をしなくなってしまったのですが、改札を通ることを想定して、右手にスマートウォッチをはめっぱなしという日常生活を送ったりしています。もちろん、このスマートウォッチでは改札は通れないのですが。。。

今回のApple Watchの新機能として心電図の搭載についても話題になっています。もし、心電図に異常があれば医師に連絡するようにiPhoneが対応してくれるという機能のようです。しかしながら、これはアメリカのFDAの承認を得てアメリカでは機能するようですが、日本を含めた他の国では対応未定とのことで、少し残念かもしれません。

Appleも見ている方向性

ここで、Appleの取ってきた健康に対する考え方について、少し触れたいと思います。このApple Watchでは心電図より前に、心拍数を計測する機能を搭載しています。そして、運動や立位を測定して、集計する機能も持っているのです。

Appleも健康維持に対して、かなり真剣に考えていると私は確信しています。それは、このApple Watchの進化を見ていればよくわかるからです。

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1
心拍数の乱れを察知してアラートを伝える

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2
運動量を計測して、結果を伝える

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3
座りっぱなしを計測して、アラートを伝える

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4
マインドフルネスのための呼吸を促す

このように、どんどんとヘルスケアに関するApple Watchの機能は進化しているのです。そして、今回は、心電図だったのですが、それ以外にも追加された機能はあります。

知っているだけでなく、実行を促すこと

今回、追加されたのは「ワークアウトを後押し」する機能です。目標を達成するためにモチベーションを上げるような機能として、ともだちと競いあう機能も追加になりました。ゲーム感覚で目標を達成することを促すような機能が追加になったのです。これらの進化でよくわかることはAppleも「病気を察知すること」から「病気を予防すること」に徐々に上流に上ってきていることです。運動結果を計測して表すだけでなく、運動をするようにサポートすることに力を入れたのです。だから、私はこのAppleのヘルスケアを信頼できると確信しているのです。転んで倒れたら自動的に救急に電話する機能も追加になりました。これは「一刻も早く処置をすることが重症化の予防につながる」からです。Appleが見ている未来は、本当に病気にならないような生活をする社会だと思います。

Appleは血糖値を測定する機能も研究中であると報道されていますが、これも知らせるだけでなく、予防的に働く機能を搭載してくれると期待できるでしょう。アナリストは2019年に、その血糖値測定機能が実生活に活用されると予測しています。もう来年のことです。

そして、なにより大切なのが、結果が知らされるだけでなく、結果に応じて予防する行動を促すことが大事だということです。これをApple製品も明確に示してくれています。さすが、Appleです。